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進行パーキンソン病への両側脳深部刺激療法、薬物治療よりも有効

進行パーキンソン病への両側脳深部刺激療法は、薬物治療よりも、6ヵ月後の運動機能や生活の質(QOL)の改善に効果があることが、70歳以上の被験者を含む試験で明らかにされた。これまでの研究の多くが、被験者に高齢の患者を含んでいなかった。ただし深刻な有害作用の発生率が、両側脳深部刺激療法のほうが高かったとも報告されている。これは、米国Hines VA HospitalのFrances M.
Weaver氏らの研究で明らかになったもので、JAMA誌2009年1月7日号で発表された。

255人を6ヵ月追跡、うち25%は70歳以上

同氏らは、2002~2005年にかけて、薬を飲まない状態でホーエン&ヤール分類でステージ2以上のパーキンソン病と診断された患者、合計255人について、無作為化コントロール試験を行った。被験者の25%が、70歳以上だった。

被験者は、両側脳深部刺激療法群と薬物療法群に分けられ、両側脳深部刺激療法群はさらに、視床下核刺激術の群(60人)と淡蒼球刺激術の群(61人)に分けられた。一方の薬物療法群(134人)に対しては、運動障害専門の神経科医による最良の薬物治療を行った。

6ヵ月月後、運動異常が起らずに運動をコントロールできる持続時間などを測定し、比較した。

両側脳深部刺激療法群、運動異常の起こらない時間が1日4.6時間増加

両側脳深部刺激療法群では、試験開始6ヵ月後、運動異常が起こらずに運動をコントロールできる時間が、試験開始時点よりも4.6時間/日増加したのに対し、薬物療法群では、同増加時間は0時間/日だった。両群の平均格差は、4.5時間/日(95%信頼区間:3.7~5.4、p<0.001)だった。

運動機能も、両側脳深部刺激療法群で薬物療法群よりも有意に改善した。例えば、運動機能が臨床的に意味のある程度の改善を遂げた人の割合は、両側脳深部刺激療法群では71%だったのに対し、薬物療法群では32%に留まった。

QOLスコア全般や、パーキンソン病QOLスコア8項目のうち7項目についても、両側脳深部刺激療法群は薬物療法群より有意に改善した(p<0.001)。

一方、有害事象の発生率について見てみると、深刻な有害事象は薬物療法群では15件だったのに対し、両側脳深部刺激療法群では49件に上った(p<0.001)。49件のうち39件が手術によるもので、1件は脳出血により死に至った。

(當麻あづさ:医療ジャーナリスト)



進行PDに対する深部脳刺激療法は有効だが有害事象のリスクも

 進行パーキンソン病(PD)に対する深部脳刺激療法(DBS)は薬物療法と比べて有効性が高いが,重篤な有害事象のリスクがあると,米国の共同研究グループがJAMAの1月7日号に発表した。

 脳の深部に留置した電極で電気刺激を行うDBSは進行PDの治療法として受け入れられているが,治療法間のランダム化試験はほとんど行われていない。同グループは,進行PDに対するDBSと最適薬物療法の6か月間の転帰を比較した。

 対象は255例で,両側の視床下核(60例)または淡蒼球(61例)にDBSを行う群と最適薬物療法群(134例)にランダムに割り付けた。薬物療法群は,運動障害を専門とする神経科医により管理された。主要評価項目は,ジスキネジアを伴わずにスムーズな運動が行える"オン状態"の時間とした。二次評価項目には運動機能,QOL,神経認知機能,有害事象が含まれた。

 その結果,ジスキネジアを伴わないオン状態の1日の平均時間は薬物療法群が0時間であったのに対し,DBS群では4.5時間と有意に優れていた(P<0.001)。DBS群では運動機能も有意に改善し,臨床的に意味のある5ポイント以上の改善は薬物療法群の32%に対し71%であった(P<0.001)。また,DBS群では一般的なQOLおよびPD関連QOLスコアの有意な改善が認められた(P<0.001)。

 一方,DBS群は神経認知機能検査で情報処理の一部の領域にわずかな低下が見られた。重篤な有害事象の発生はDBS群が有意に多かった(49例対15例,P<0.001)。DBS群の有害事象のうち39件は手術手技に関連したものであった。また,1例が脳出血により死亡した。

Weaver FM, et al. JAMA 2009; 301: 63-73.


私の感想

パーキンソン病治療に脳に電気を流すのは効果があるが、危険も伴うと言った所でしょうか。
バイタルリアクトセラピーは危険が少なく脳に刺激を与えれると考えると、パーキンソン病患者さんにも何らかの改善がみられると仮説を立てれそうです。
今後の経過や症例報告が楽しみです。



東大阪市、ひがし整骨院
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ヌスーピー

Author:ヌスーピー
2008年4月柔道を始めた土地でもある「若江岩田」駅前にて「ひがし整骨院」を開院。

コンピューター制御のもと、脳と自律神経の働きを改善し全身の骨格・姿勢のバランスを整える「バイタルリアクトセラピー」という治療法を使わせていただいています。

資格は柔道整復師(国家資格)と心理カウンセラー。

毎日の診療をするにあたって、難治な患者様を改善させるには、痛みの受け取り方など、心からのアプローチが必要と痛感し資格を取得。
心が健康にならずして、身体の根本的な回復は見込めません!

現在は、地域の人だけでなく他府県からなど遠くの町の人たちにも来院していただいております。

私たちの使命は、ご縁を頂いた患者様の悩みを解消し、喜びや笑顔になって頂く事です。
真剣に向き合う以上、責任もあり気を引き締める毎日ですが、同時に頼りにして頂きながら仕事が出来る事に感謝しております。

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