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◆APS 2009:疼痛反応のばらつきの管理

2009年5月22日 提供:Medscape
場合によっては顕著な疼痛反応の個人差を理解することは難しいが、疼痛専門家は解明のための研究を続けている

Allison Gandey

【カリフォルニア州サンディエゴ 5月13日】場合によっては顕著な疼痛反応の個人差を理解することは難しいが、疼痛専門家は解明のための研究を続けている。米国疼痛学会第28回年次学術会議(サンディエゴ)の口頭発表によれば、遺伝的、社会的、心理的要因を組み込んだ疼痛の生物心理社会モデルによって個人差を説明しうるという。

十分なエビデンスから疼痛と組織損傷との関連性は低いことが明らかになっているが、個々の患者とその痛覚には、病理学の域を超える有意な差がある」とフロリダ大学歯学部(ゲーンズビル)のRoger Fillingim, PhDは述べた。

有害な刺激の特徴から、次の疼痛経験に関する限定的な情報が得られるとFillingim博士は説明し、関節炎患者の試験を例として示した。
「関節の圧痛と腫脹およびX線的指標は、疼痛と機能に関する予測因子としては相対的に不十分であることが試験から明らかになっている。しかし、心理社会的要因によって、関節炎患者が報告する疼痛の大きなばらつきについて一貫性のある説明が可能である」

研究者や臨床医はばらつきを邪魔なものとして片付け、疼痛反応が正常と異なる場合、外れ値とみなすことがあるとFillingim博士は述べた。しかし、この考え方では疼痛の複雑さとその多因子的特性を正しく評価できない。
「遺伝学の革命によって疼痛の個人差が再び注目されることになった」とFillingim博士は述べた。「しかし、疼痛の個人差は、遺伝的要因と非遺伝的要因の独立作用と相互作用を正しく評価できるような広範囲にわたる生物心理社会的側面から考慮しなければならない」

遺伝的、社会的、心理的要因

年齢、性別、民族等の属性は疼痛経験に影響を及ぼす可能性がある。また、気分、認知過程、環境ストレス等の状況変数も影響すると思われる。

Medscape Neurology & Neurosurgeryがポスター発表者でAlgynomics(ノースカロライナ州チャペルヒル)のゲノミクス研究者であるShad Smith, PhDにコメントを求めたところ、Smith博士も同意見
であった。「遺伝子は疼痛経験に非常に強力な影響を及ぼす可能性があることがわかったが、遺伝子だけではすべてを説明できない」

別のセッションで発表したDavid Morris, PhDは、疼痛治療の複雑さについて同様にコメントした。Morris博士はバージニア医療システム大学(シャーロットビル)を最近退職したが、発表中に「疼痛は常に主観的で、心理的な経験である」と述べた。

Fillingim博士は、患者の社会的・心理的状況を認識することが疼痛および鎮痛薬に対する反応を計測するのに有益であると述べた。「疼痛反応には頑健な個人差があり、疼痛治療に対する反応にも頑健な差がある」

疼痛治療の多因子的アプローチ

ポスター発表を行ったJames A. Haley退役軍人局病院(フロリダ州タンパ)のRonald
Gironda, PhDは、患者が疼痛と付き合うための健全な方法を学ぶことが重要であると述べた。

Gironda博士は精神衛生と行動科学の専門家であり、非常に多くの患者が疼痛を気にして、寝てばかりで過ごし、鎮痛薬の用量が増え、生活のあらゆる側面に影響を及ぼす下向きのスパイラルに突入してしまうと述べる。患者は社会的に孤立し、やる気が起こらなくなり、場合によっては体重が増えることもあるとGironda博士は述べた。

「多くの場合、慢性疼痛は長期に及ぶ経験であり、受容して、共存しなければならない。実際に外出したり、運動をしたり、疼痛から気をそらすことも必要である」とGironda博士は述べた。

「臨床医にとって最善の道は、全体的観点から患者をよく知り、患者が置かれている生活状況や疼痛反応にどのような影響を受けているかについて理解を深めることである」とFillingim博士は述べた。「臨床症状や病理所見のみに頼って、疼痛と治療に対する反応を予測するだけではいけない

Fillingim博士は、Algynomicsの診断医療機器担当副社長であることを報告している。同社の自社株購入権を保有し、顧問料を受領している。

American Pain Society 28th Annual Meeting: Abstract 105. Presented May 8,
2009
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ヌスーピー

Author:ヌスーピー
2008年4月柔道を始めた土地でもある「若江岩田」駅前にて「ひがし整骨院」を開院。

コンピューター制御のもと、脳と自律神経の働きを改善し全身の骨格・姿勢のバランスを整える「バイタルリアクトセラピー」という治療法を使わせていただいています。

資格は柔道整復師(国家資格)と心理カウンセラー。

毎日の診療をするにあたって、難治な患者様を改善させるには、痛みの受け取り方など、心からのアプローチが必要と痛感し資格を取得。
心が健康にならずして、身体の根本的な回復は見込めません!

現在は、地域の人だけでなく他府県からなど遠くの町の人たちにも来院していただいております。

私たちの使命は、ご縁を頂いた患者様の悩みを解消し、喜びや笑顔になって頂く事です。
真剣に向き合う以上、責任もあり気を引き締める毎日ですが、同時に頼りにして頂きながら仕事が出来る事に感謝しております。

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ひがし整骨院は、患者様との対話と信頼関係作りを大切にしています。
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初めは緊張した顔つきで来院される初診の患者様も、施術後には表情が明るくなっており、その変化が私たちの励みの一つになっております。

旧来の整骨院のような、だらだらといつまで通院引っ張る事はしません。

「根本から治す」「早期完治」を掲げ、どこまで治るのか、いつまで通院するのかなど、ゴール設定、あなたに合った通院期間を初回時に明確にお伝えいたします。

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