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腰痛のガイドラインは各国にありますが、急性痛のみならず「慢性的な痛み」を盛り込んだのはヨーロッパのみです。

それまで、損傷モデルといういわゆる、ヘルニアやすべり症、脊椎の変性が腰痛の原因だ!という考えばかりだったのですが、初めて心理的や社会的な背景と腰痛の関連性を指摘しました。

また、エビデンスに基づいて『こういう時は、こうすることを薦める』という具体的な『勧告』がある点も重要な所です。




 レッドフラッグ
 
■ 発症年齢が20歳未満か55歳超
■ 最近の激しい外傷歴(高所からの転落、交通事故など)
■ 進行性の絶え間ない痛み(夜間痛、楽な姿勢がない、動作と無関係)
■ 胸部痛
■ 悪性腫瘍の病歴
■ 長期間にわたる副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)の使用歴
■ 非合法薬物の静脈注射、免疫抑制剤の使用、HIVポジティブ
■ 全般的な体調不良
■ 原因不明の体重減少
■ 腰部の強い屈曲制限の持続
■ 脊椎叩打痛
■ 身体の変形
■ 発熱
■ 膀胱直腸障害とサドル麻痺


レッドフラッグに該当した患者には、画像検査や血液検査をして、
「重大な脊椎病変」がないかどうかを調べるように、ガイドラインは勧告しています。




イエローフラッグ
 
★ 腰痛は有害だと信じているか、あるいは痛みへの恐怖心から、
  回避行動 (動作恐怖と極端な用心深さ) をとり続けているため、
  そのうち車椅子生活や寝たきりになるかもしれないと思っている。

★ 痛みが完全に消えてからでなければ、
  日常生活や仕事には戻れないと考えている。

★ 日常生活や仕事によって、腰の痛みが強くなると思っているので、
  元の生活に戻るのが不安である。

★ 腰の痛みを消すのは、難しいと信じている。

★ 長い間安静にしたり、必要以上に休息をとったりする。

★ 日常生活動作を避けているため、運動不足である。

★ 0~10までの尺度で痛みをきかれる時、
  10を超えるようなきわめて激しい痛みを訴える。

★ 治療者や治療方法、医療機器に対する依存心が強い。

★ 腰痛を発症してからあまりよく眠れない。

★ 職場復帰に対する経済的動機が乏しい。

★ 生活保護(所得保障)や医療費の問題で紛争していて、
  その解決が遅れている。

★ 腰痛以外の傷害や痛みの問題で補償請求をしたことがある。

★ 腰痛以外の傷害や痛みの問題で仕事を3ヵ月以上休んだことがある。

★ 機能回復を目指す治療は行なわずに、安静を指示された。

★ 腰痛に関して異なる診断や説明を受けて混乱した経験がある。

★ 絶望感と恐怖心をいだかせる(車椅子生活を連想させるような)
  診断名を告げられた。

★ 受け身的な治療を続けているうちに治療への依存心が強くなり、
  腰痛がさらに悪化している。

★ 身体を機械のように考えていて、その修理を求めるような
  技術的な治療法への期待感がある。

★ これまで受けてきた腰痛治療に対して不満がある。

★ 仕事をやめなさいというアドバイスを、受けたことがある。

★ 日常生活や仕事によって強くなった痛みに対する恐怖心がある。

★ 抑うつ状態(ことに長期間にわたる気分の落ち込み)があり、
  楽しいと思えることがない。

★ 普段から、とても怒りっぽい。

★ 自分の気持ちを抑えられないほどの大きなストレスを感じている。

★ 自分は役立たずで、誰にも必要とされていないと感じている。

★ 配偶者やパートナーが過保護である。
  あるいは、痛みに対する恐怖心をあおったり、絶望的な気持ちにさせたりする。
  (たいていは善意からのもの)。

★ 仕事を代わりにしてくれるなど、
  配偶者やパートナーが熱心に気遣ってくれる。

★ 職場復帰へ向けたあらゆる試みに家族の協力が得られない。

★ さまざまな問題について語り合える相手がいない。

★ 仕事は腰にダメージを与え、危険で有害なものだと信じている。

★ 非協力的で不幸な職場環境で働いている。

★ 24時間交代勤務制、もしくは人が働かないような時間に仕事をしている。

★ 腰痛に対する会社側の対応で嫌な思いをしたことがある。
  腰痛になったことを報告するシステムがない、報告が禁止されている、
  経営者や上司からの懲罰的な反応など。

★ 会社側が関心を持ってくれない。


・・・・・・・・

腰痛とはまったく関係のなさそうな質問ばかりですが、
こういったことが、腰痛の回復を妨げる

『 イエローフラッグ 』 = 『 心の部分・社会の部分 』 です。

『 レッドフラッグ 』 を除外したのち、腰痛が長引いている人には、
腰痛の回復を妨げている 『 イエローフラッグ 』 をチェックする。

当てはまる項目があれば、ひとつひとつ無くしていく方向でのアプローチする。

これが、2004年 ヨーロッパガイドラインの、勧告なのです。

腰痛診断は、今、劇的に転換しているのです。




以上腰痛白書より
(個人的には、良いまとめですが教材を売るのははどうかと思います)



レッドフラッグ、イエローフラッグ、

最近耳にすることが増えた方も多いと思います。



筋筋膜の問題ももちろんありますが、多くの腰痛にはこのような心理社会的な背景があるというのが最新の科学的根拠に基づく医療なのです。

損傷モデルなんて痛みと関連しないよ。心だよ。脳だよ。
と、ヨーロッパでは考えられているんですね。


そんな中、日本では、あなた脊椎の間が狭いよ。すべり症だよ。ヘルニアだよ。治らないよ。MRIで詳しく調べよう。骨盤が歪んでいるよ。。。
などと、イエローフラッグを増やしているのでした。。。


正しく有益な情報、治療が広がれば必ず腰痛患者さんは少なくなります!
過去のブログ

腰痛に屈するな


ひがし整骨院


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プロフィール

ヌスーピー

Author:ヌスーピー
2008年4月柔道を始めた土地でもある「若江岩田」駅前にて「ひがし整骨院」を開院。

コンピューター制御のもと、脳と自律神経の働きを改善し全身の骨格・姿勢のバランスを整える「バイタルリアクトセラピー」という治療法を使わせていただいています。

資格は柔道整復師(国家資格)と心理カウンセラー。

毎日の診療をするにあたって、難治な患者様を改善させるには、痛みの受け取り方など、心からのアプローチが必要と痛感し資格を取得。
心が健康にならずして、身体の根本的な回復は見込めません!

現在は、地域の人だけでなく他府県からなど遠くの町の人たちにも来院していただいております。

私たちの使命は、ご縁を頂いた患者様の悩みを解消し、喜びや笑顔になって頂く事です。
真剣に向き合う以上、責任もあり気を引き締める毎日ですが、同時に頼りにして頂きながら仕事が出来る事に感謝しております。

私たちの得意とする所は、あなたのカラダに本体備わっている「治る力」を最大限に引き出す事です。


なぜ痛いのか?
なぜ治らないのか?
どうすればよくなるのか?

ひがし整骨院は、患者様との対話と信頼関係作りを大切にしています。
その理由は、難治な患者様が回復していく過程において、心(脳)がリラックスし、私たちと患者様の間に、安心と信頼と尊敬する関係が生まれて初めて、健康回復へ進んで行く事を毎日の臨床の場で経験しているからです。

初めは緊張した顔つきで来院される初診の患者様も、施術後には表情が明るくなっており、その変化が私たちの励みの一つになっております。

旧来の整骨院のような、だらだらといつまで通院引っ張る事はしません。

「根本から治す」「早期完治」を掲げ、どこまで治るのか、いつまで通院するのかなど、ゴール設定、あなたに合った通院期間を初回時に明確にお伝えいたします。

身体の事でお困りでしたらいつでもご相談ください!

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