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■髄液漏れ、早期診断に光 患者存在「確認」厚労省研究班報告 クローズアップ2011
2011年6月8日 提供:毎日新聞社


 脳脊髄(せきずい)液減少症(髄液漏れ)に関する厚生労働省研究班の中間報告書は、髄液漏れの存在を認め、関心が高かった交通事故などの外傷による発症も「決してまれではない」とした。研究班には、脳神経外科や整形外科など関係する学会の代表が加わっており、診断基準が確定すれば、早期診断・早期治療体制の確立につながることが期待される。一方で司法の混乱を収束させることや、治療に際して保険適用を求める声も高まっている。【渡辺暖】

 ◇課題は後遺症救済

 研究班の代表の嘉山孝正・国立がん研究センター理事長は、取材に「班員の努力、協力で報告書ができ、ホッとしている。今後は治療の分野でも科学的な基準を作りたい」と話した。研究班は、患者の各種画像の判定基準や診断のフローチャート(流れ図)の各案について、各学会の了承を得る作業を進めており、まとまれば、髄液漏れの見逃しや過剰診断は無くなると見込む。

 研究班は「頭を高くしていると頭痛が始まったり、ひどくなる」患者100人を分析し、16人について髄液漏れが「確実」と判断した。いずれも頭痛が悪化するまでの時間は30分以内だった。発症原因は、外傷5例、腰への注射1例、重労働1例、原因なし9例だった。外傷5例の内訳は、交通事故2例、交通事故以外の頭頸(とうけい)部外傷2例、尻餅1例。「交通事故による発症の有無」などがこれまで裁判などで焦点になっていたが、研究班は「外傷が契機となるのは、決してまれではない」と認めた。

 髄液が漏れていると推定された部位は、頸椎(けいつい)5例、頸胸椎6例、胸椎3例、腰椎2例だった。

 報告書は、各種画像に関する判定基準(案)も提示。診断のフローチャート(案)では「頭を上げていると30分以内に頭痛が悪化する」患者について、頭部と脊髄をMRI(磁気共鳴画像化装置)で検査し、硬膜の状態などを確認し、両方かどちらかが判定基準に合致する「陽性」ならば、髄液漏れと見なす。陰性だった場合でも、造影剤を使った「ミエロCT」と呼ばれる検査や、微量の放射性元素で目印を付けた特殊な検査薬を使う「脳槽シンチ」で髄液漏れかを判断する。

 髄液漏れと交通事故との関係性を強く主張し、研究班にも加わった篠永正道・国際医療福祉大教授は「否定されてきた髄液漏れの基準ができたことで、事故の後遺症に苦しむ人の救済につながることを願うばかり」と話す。

 ◇損保、迫られる姿勢転換

 髄液漏れが社会的な注目を集める理由の一つは、補償を巡って患者と事故の加害者・損保業界側が対立し、多くの訴訟が起きていることだ。05年春に報道で訴訟が相次いでいることが表面化。その後、事故と発症との因果関係を認めた司法判断も数例が明らかになったが、多くの判決で患者側の主張が退けられているのが実態だ。

 最近になっても、損保業界側は「ごく特定の医療機関が診断するにすぎない疾患。医学的にまったくコンセンサスが得られていない。一度の治療で改善しないことの合理的な説明がない」(患者側が勝訴した3月の名古屋高裁判決文より)などと主張している。今回の報告書は、損保業界側の姿勢の転換も求めることになりそうだ。

 訴訟では、三つの診断基準が司法の判断基準に使われてきた。

 患者側は、診断に積極的な医師グループ「脳脊髄液減少症研究会」のガイドライン(07年)を基に髄液漏れを主張。これに対し、損保業界側は、国際頭痛学会の診断基準(04年)と日本脳神経外傷学会作業部会の診断基準(07年)を否定の根拠とする傾向にある。

 患者側の大きな障害の一つが、国際頭痛学会の診断基準が、この病について「(治療法として知られる)ブラッドパッチで72時間以内に頭痛が消失する」としていることだ。

 ブラッドパッチを受けた後も頭痛が消えず、後遺症への補償を求める患者は少なくないが、同学会の基準では「髄液漏れ」にはならない。

 患者側代理人の経験が多いある弁護士は「ブラッドパッチの効果が大きければ髄液漏れと認め、なかなか治らなければ認めないという司法判断が定着すると、後遺症への補償は認められないことになってしまう」と指摘。研究班が診断基準としなかったことを評価しつつ、「後遺症の基準も早くできてほしい」と話す。

 ◇患者「一刻も早く保険適用を」 治療1回20~30万円

 患者団体「脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」(和歌山市)の中井宏代表は7日、厚生労働省で記者会見し「極めてまれだと言われてきた髄液漏れが、認められ、非常に大きな影響力がある。一刻も早く、治療の保険適用を実現してほしい」と訴えた。

 協会は02年に患者らが設立。当初は診察してくれる医師が少ないため、各地の医師会に働きかけたり、診察する医療機関をホームページで紹介するよう全国の自治体に要請してきた。

 その後、髄液漏れと診断される患者が増えるにつれ、患者団体の数も増えている。

 子供が学校内の事故で発症することもあり、文部科学省は06年、髄液漏れについて学校現場に注意を求めた。昨年4月には、厚労省が検査に保険適用を認めることを通知。長妻昭厚労相(当時)が12年度の診療報酬改定の際に、ブラッドパッチの保険適用を検討する方針も明らかにしている。

 ブラッドパッチは患者本人から採った血液を注射して漏れを止める。1回に20万~30万円程度かかるという。

 会見に同席した患者の川野亨さん(32)は「治療を受けるまではほとんど寝たきりで、働くどころではなかった。そんな患者たちが保険適用を待ち望んでいる」と話した。




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ヌスーピー

Author:ヌスーピー
2008年4月柔道を始めた土地でもある「若江岩田」駅前にて「ひがし整骨院」を開院。

コンピューター制御のもと、脳と自律神経の働きを改善し全身の骨格・姿勢のバランスを整える「バイタルリアクトセラピー」という治療法を使わせていただいています。

資格は柔道整復師(国家資格)と心理カウンセラー。

毎日の診療をするにあたって、難治な患者様を改善させるには、痛みの受け取り方など、心からのアプローチが必要と痛感し資格を取得。
心が健康にならずして、身体の根本的な回復は見込めません!

現在は、地域の人だけでなく他府県からなど遠くの町の人たちにも来院していただいております。

私たちの使命は、ご縁を頂いた患者様の悩みを解消し、喜びや笑顔になって頂く事です。
真剣に向き合う以上、責任もあり気を引き締める毎日ですが、同時に頼りにして頂きながら仕事が出来る事に感謝しております。

私たちの得意とする所は、あなたのカラダに本体備わっている「治る力」を最大限に引き出す事です。


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